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色の秘密

身近にありながらも、感覚的にとらえることが多い色についての本。

色の謎を科学的に解明した本でもあります。

使うほど若返るのはピンク。
ピンクをイメージしながら呼吸をして
「美しくなりたい」
「若返りたい」
と願うとよいという。

どれくらいで若返るかというと半年。なにごとも継続が大切なようです。

今私は人口光で照らされているオフィスにいることが多く、自然の光にあたる機会がすくないです。なぜか病気がちだったのは、太陽光が足りないのだったと改めて確認しました。

昔赤ふんどしをしていた頃は、赤を見につけると精力が向上するからという理由でだったようです。石原裕次郎氏は赤い下着を常にはくようにしていたとも言われています。

色の効果については、経験的に昔の人々は分かっていたようです。しかし迷信とかの理由で退けてしまう時代もあったのです。

そうかんがえると迷信とかいうのも、あながち否定できないのだなと、この本を読んで思った次第です。



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ヘレン・ケラーはどう教育されたか

ヘレン・ケラーを教育したサリバン先生の記録である。

サリバン先生がヘレン・ケラーに出会ったのは、20歳を越えたばかりの頃である。
満7歳になろうとしているヘレンは、障害から両親に同情され、
甘やかされて育てられており、手をつけられないほどの始末であった。

生傷をつくりながらも、それからサリバン先生の教育が始まる。

ここで驚くのは、サリバン先生が20歳たらずでヘレンに教育をはじめたことだ。
それは現代の感覚でいうと、20歳はどちらかというとまだ学生という感覚があるからだ。

しかしサリバン先生は臆することなく、悩みながらも一生懸命にヘレンを教育していく。

物を示す言葉だけでなく、喜怒哀楽の感情という概念や思想的なものまでと、
自分の信念に基づいて、ヘレンと接していったのが、この書を読むと分かる。

サリバン先生はこういう。

「私は決して言語を教える目的のために、言語を教えたのではない。考えを伝える手段として不断に言語を用いたのである。」と。

サリバン先生とヘレン・ケラーの生き方の記録が、私の心にとても響いたのであった。

人との出逢いが、これほどまでに人生を変えてしまうのかを感じられる書である。



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言志四録(4)-言志耋録(げんしてつろく)

『言志耋録』は、80歳から約2年間にしるされた著書である。

80年の永きに渡って儒学を修養されたので、
その集大成である『言志耋録』は、やはりその語る言葉の意味は重いものばかりである。

これから人生を生きる者たちへの言葉が含まれているので、
ひとつひとつ味わい、熟考すると身になるものでもある。

私個人の話になるが、古典を読み始めたきっかけにもなったのは、言志四録だった。
それから、興味をもち、大学や論語、韓非子などの中国古典を読むようになった。

とくに中国古典の知識がなくても、言志四録に集約されているので、
これをよく熟読玩味するのとしないのでは、
人生の荒波にもまれた時の心構えが違うものだと感じる。

事実、西郷隆盛は言志四録から言葉を選び出して愛読していたことが、
そのことを物語っているのである。

今の時代であるからこそ、ぜひ読んでいただきたい書である。


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言志四録(3)-言志晩録(げんしばんろく)

『言志晩録』は、67歳から約12年間にしるされた著書である。

当時流行していた心学についての言及が述べられている。

士農工商という身分制があったためか、
佐藤一斎は石田梅岩の心学に対して批判的であったことが興味深い。

立場が違うと信じる学問も異なるということがはっきりと分かる。

そうはといっても、「多少の人事は皆是れ学なり」と語っている。
訳:世の中の大きな、小さいさまざまの人間をする仕事は皆学問である。

心学を学んだうえので批判であったと思われるが、実際はどうであったのだろう。


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言志四録(2)-言志後録(げんしこうろく)

江戸幕末の大儒学者 佐藤 一斎(さとう いっさい)が記した。

『言志後録』は、57歳から約10年間にしるされた著書である。

この書にある169では、「人情は水の如し」と述べている。

---引用---
人情は水の如し。
之をして平波穏流(へいはおんりゅう)の如くならしむるを得たりと為す。
若(も)し、然(しか)らずして、之を激し之をフサがば、
忽(たちま)ち狂瀾怒涛(きょうらんどとう)を起こさん。
懼(おそ)れざる可(べ)し。

人情は、たとえれば、みずのようなものである。
ゆえにこの人情の水を平穏な波や流れにさせるのが最も当を得たものとする。
もし、そうではなく、これを怒らしたり、ふさぎ止めたりしたならば、
たちまち狂瀾怒涛を引き起こすだろう。
まことに懼れなくてはならない。
--−以上---

人の心を水にたとえている。

むかしから、水をみて古人は様々な生き方を学んできた。
「上善水の如し」「水五訓」といった形で、教訓を教えている。

佐藤一斎の言葉を読み解くと、行間には古の偉人の言葉も凝縮されている。

144では読書について心得も記している。

約10年もかけて記した者なので、やはり深い言葉が込められている。

最後のほうには、政治を志す人にはぜひ読んでもらいたい「重職心得箇条」がこの書に記されている。政治を志す人でなくても、誰が読んでも構わないと思う。


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言志四録(1)-言志録

言志四録とは、4書の総称をいう。
『言志録』
『言志後録』
『言志晩録』
『言志耋(てつ)録』
江戸幕末の大儒学者 佐藤 一斎(さとう いっさい)が記した。

そのうちの『言志録』は、42歳の時の著書である。

これらの書は、幕末を動かす人物に大きな影響を与えた。
西郷隆盛は愛読の書として、百一ヶ条を座右の戒めとした。

活きた学問について、読書について、言葉を慎むことについて等、人生を生きるうえでの指針が短い言葉でつづられている。

現在でも政治家の小泉純一郎元首相や東国原英夫氏にも影響を与えている。

『言志録』では、一言こう語っている。

『学を為す。故に書を読む』
意味:学問をして、実生活や精神の修養に役立てようとするものである。書を読むのは、あくまで参考にするものである。

意訳的な部分は否めないが、昔、学問をするということは、修養とすることを基本とした。

現在では読書というと、娯楽的な部分やビジネススキルとして行う傾向があるが、
最終的な目的というのは、修養にあるという。

『韓詩外伝』にも書かれている。
『学ぶは通ぜんが為(ため)に非(あら)ざるなり。
窮すれども困(くる)しまず、憂うるも志衰えず、
先(ま)ず禍福(かふく)の始めを知りて、
心に惑うことなからんが為(ため)なり』と。

古人の言葉を味わい、まず人生の指針として心得ておきたい。







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